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最新のミャンマー現地レポート:2025/3/29:状況更新中

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ミャンマーの状況

==25年3月30日 現地時間14:30更新
 ミャンマーザガイン地区で起きた地震の影響は、各種発表にある通り被害は甚大で、亡くなられた方も2,400人を超え、まだまだ全貌の解明には
時間がかかることが予想されます。

 日本国内では全ての映像が流れていないと思いますが、救出された喜び、死者を弔う、不明者を探す悲しみのニュースでSNSはあふれています。
 中国、ロシアの救助部隊は現地入りできたとのことですがネピドー中心の活動、台湾の部隊は入れず、民間の支援団体も現地入りできずという報道もあります。 

 ヤンゴンでは大きな被害報告はありませんが、一部高層オフイスビルが傾いた等、関連する被害があったようです。また、地震直後からヤンゴン全域で
停電が続いていましたが、3月29日19:00から、3月30日未明まで復電。しかし未明に停電、31日も通電時間が4時間程度と電力不足が続いています。

 停電により、水が使えない状態が続く建物、地域が発生し、市民の衛生状態が悪化しています。インターネット回線もモバイル通信は低速な状態が続き、データー通信での音声会話はほぼできない状態です。

 航空路線は国内線運休、国際線は運行が続いているようですが、正確な情報は取れていません。

==25年3月30日 現地時間22:15更新

 ヤンゴンへの電力供給は1日2時間~4時間になると発表がありました。水の供給が出来ない地域が多いとのこと。
 ジェネレーターでの電力供給はできるものの、燃料供給不足により、電力がいつまで持つのか予断を許しません。

==25年3月30日 現地時間14:30更新

ミャンマーザガイン地区で起きたM7.7の地震の影響は、各種発表にある通り被害は甚大で、全容の解明にはまだまだ時間がかかるものと思われます。
 犠牲者の数も毎日急増しており、マンダレー、ザガインで火葬が追いつかないとの情報も出ています。

 ヤンゴンでは大きな被害報告は確認出来ていませんが、一部高層オフイスビルが傾いた等、関連する被害もあったようです。また、地震直後からヤンゴン全域で停電が続いていましたが、3月29日19:00から、3月30日未明まで復電。しかし未明に停電、以降停電状態が続いています。
 停電により、水が使えない状態が続く建物、地域も発生しています。インターネット回線もモバイル通信は低速な状態が続き、データー通信での音声会話はほぼできない状態です。
 航空路線は国内線運休、国際線は運行が続いているようですが、正確な情報は取れていません。

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 ミャンマーザガイン地区で起きたM7.7の地震の影響は、各種発表にある通り被害は甚大で、全容の解明にはまだまだ時間がかかるものと思われます。
 ヤンゴンでは大きな被害報告は確認出来ていませんが、一部高層オフイスビルが傾いた等、関連する被害もあったようです。また、地震直後からヤンゴン全域で停電が続いています。

 週末を超えたところで具体的な情報が明らかになっていくと思いますが、安全第一で営業を続けていきます。

 海外就労ですが、男性については、18歳から35歳までは在留資格を得ていたとしても海外で働くことは実質不可能な状況が続き、女性に関しては、ミャンマー独自の海外労働者に付与されるスマートカードの発給が再開されたものの、日本への派遣者数は送り出し機関あたり上限が15人/月と制限がされました。
 非常事態宣言も延長されている状況です(毎日1:00~4:00は外出禁止)。

 インターネット関連は、ミャンマー国軍が認めたVPNアプリ以外での接続は25年1月より禁止されています。電気供給に関しては、12時間〜16時間/日の停電が開始され、市民生活、企業活動にさらに負担が強いられています。

 為替の状況ですが、チャット安は現在落ち着いており、市中レートは1ドル4,400MMK近辺まで回復、円に関しては1円29MMK近辺となっています。
治安に関しては、夜間の単独外出、危険地域(ヤンゴン周辺)には行かないこと、また観光スポット(ヤンゴンではスーレーパゴタ周辺)には盗難被害も発生しており、ヤンゴン市内の独り歩きには注意が必要です。

カテゴリ別の状況

カテゴリ トピックス
ミャンマーへの
入国方法
現在、直行便なし。タイ経由が最良かと思われます。日本人は入国に際しビザ取得が必要です。
12月にe-visa以外でアライバルビザも再開されました。また、在日本ミャンマー大使館、現地ミャンマーでビザを取得していれば入国可能です。

e-visa申請URL
https://evisa.moip.gov.mm

サル痘流行の懸念から、入国時に渡航履歴等のドキュメントが必要でしたがこの3月から廃止されました。
インターネット 固定回線は、停電の影響と思われるデータ遮断、回線品質の低下が各社で認められます。

一般的なコストは40Mbpsで商業税(インターネットは15%)込みで約75,000MMK/月。

WiFiルーター+300GBのデータ通信プランは、1GBあたり400MMK(約15円)と一般的な携帯データ通信の半値でサービス展開する業者もあります。
SNS facebook、instagram、X、は通常のブラウザー接続は出来ません。
Gmail添付のファイルがダウンロードできなかった時間帯もあります。
VPN接続に関しては、前述の通り、規制が発表されました。
電話 キャリア

ooredoo:通話、データー共に利用可能
MPT  :通話、データー共に利用可能
mytel  :通話、データー共に利用可能
ATOM :通話、データー共に利用可能

*停電は少なくなっていますが、通話品質の低下が各社で認められ、通話エリアも縮小しています。
電気代 弊社入居コンドミニアムは、1ユニット(kWh)当たり、491MMKに値上げされ、電気代はMMKで倍になりました。
先述の通り、12時間~16時間/日の停電も始まりました。

*一般家庭は2020年当時20,000MMK程度の電気代が、停電しているのにかかわらず、現在80,000~100,000MMKとなっています。
電気事情 弊社のあるMayangone(マヤンゴン)地区の輪番停電中、以下の通りの4時間毎に停電と復電を繰り返していますが、停電時間にばらつきが出始めました。

1:00〜5:00、5:00〜9:00、9:00〜13:00、13:00〜17:00、17:00〜21:00、21:00〜1:00
*一般企業は停電時間の稼働に対し発電機で最低必要電力を賄っている状況です。
ガソリン レギュラー(92RON):3,000
ハイオク(95RON)   :3,050
ディーゼル :2,580
プレミアムディーゼル : 3,190
*1リットル当たり 単位:MMK(25年3月29日現在)ガソリンは、3,000MMK/Lを超えた状況が続いています。

また、ガソリンスタンドによっては、上記価格は「政府統制後」の価格のため、給油の際に上記単価より上乗せされた単価を言われることもあるとのこと。また、闇販売業者(ディーゼル 4,000~5,000MMK/Lが相場)も横行しています。
為替 ミャンマー中央銀行 USドル "1US$= 2,100
        日本円 "100円=1,394.98
市中レート USドル Buy 4,400.00
        Sell 4,450.00
      日本円 Buy 28.97
         Sell 29.54
*単位:MMK(25年3月29日現在)

*トピックス:市中レートで両替を行っていた両替商が一時休店している店舗が多く、両替の需要が多い外国人、技能実習生含め外貨を必要とする
ミャンマー人の生活に支障が出ています。日本語を話すミャンマー人の闇両替も増えています。
バス 市中均一 400MMK(3年前は200MMK)1系統当たりだが、区間によっては600MMKもあり。闇営業の乗合バスも増えています。
タクシー Grabで約2,500MMK/km、3年前の2倍強。

流しで、初乗り4,000MMK/マイル、3年前の3倍。また、ダウンタウンでの街乗りの運賃は3,000MMK〜です。
物流 DHL:日本からミャンマーへ発送、ミャンマーから日本への発送双方可能
OCS:日本からミャンマーへ発送、ミャンマーから日本への発送双方可能
EMS(小包):日本からミャンマーへ発送不可、ミャンマーから日本への発送可能だが、中身が「電気製品(メモリー含む)」であれば受け付け不可。
国際郵便:日本からミャンマーへ発送、ミャンマーから日本への発送双方可能
スーパー、大型店舗 大型流通店舗は通常営業しています。

Pro1 Global Home Center:9:00〜17:00
Marketplace by City Mart:7:00〜21:00(店舗によって閉店時間が異なる様です)
Ocean Super Center:9:00〜21:00(店舗によって閉店時間が異なる様です)

*大型店舗では必ずあった、海外製の食材も少なくなってきており、物資不足を実感します。
日常生活 鶏卵:価格は500〜600MMK/個、3年前の3倍強です。

米:1ピー(約2.1Kg) 6,000~7,000MMK(市中購入価格)3年前の2倍強。
人材関連 徴兵制度開始の影響で、隣国タイ含め人材の流出が多いですが、昨今ではタイに在住するミャンマー人の取り締まりが厳しく、強制送還も始まっています。

アメリカ、日本での入国も厳しく、ミャンマー人が海外で活躍するチャンスが減っています。

その他

◾️在ミャンマー大使館・総領事館からの安全情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0095

◾️ミャンマー 危険・スポット・広域情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_018.html#ad-image-0

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