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データでみる外国人在留者について

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databunseki

 

おはようございます。

昨今、人材不足の面から外国人労働力に対する注目は高くなり、また2019年4月から特定技能の在留資格が新設されたこともあって、外国人雇用に対する話が少しずつ増えてきているように感じています。

私の周りでも、具体化する前の情報収集レベルで「どうなのか?」の問い合わせをいただくことが増えてきたように感じます。

以前に「外国人雇用の今をデータから考えてみる」で状況をお伝えしましたが、今回はミャンマーに限ったレポートが出ていましたので、そちらをベースに色々と考えてみたいと思います。

在留している外国人

法務省が出している在留外国人統計によると、2018年6月末時点での在留外国人数は2,637,251人で、前年同月と比べると165,793人増加しています。地域別でみると以下の通りとなっていて、アジア圏が大多数の割合を占めていることがわかります。

  • アジア 2,196,170(構成比:約83.27%)
  • ヨーロッパ 77,355(構成比:約2.93%)
  • アフリカ 16,304(構成比:約0.62%)
  • 北米 72,583(構成比:約2.75%)
  • 南米 259,715(構成比:約9.85%)
  • オセアニア 14,450(構成比:約0.55%)
  • 無国籍 674(構成比:約0.03%)

*法務省「在留外国人統計(2018年6月末)」より抜粋

この辺りの感覚は皆さんも同じくらいでしょうか。細かく国別にみてみると、1位は中国(741,656人)、2位は韓国(452,701人)、3位はベトナム(291,494人)となっています。

在留資格別にみてみると、永住者が759,139人で最も多く、次いで留学の324,245人となっています。技能実習生(1号~3号)に関しては、285,776人と全体の約11%となっていて、前年同月と比べると34,055人増加しています。

在留しているミャンマー人の状況

続いて、在留しているミャンマー人の状況を見ていきます、同データからは日本に在留しているミャンマー人は24,471人となり、前年同月と比べると4,125人増加しています。

また主要な在留資格別にみてみると、以下のようになっています。

  • 留学 6,444人
  • 技能実習1号 3,186人
  • 技能実習2号 3,618人
  • 技能実習3号 10人
  • 技術・人文知識・国際業務 2,778人
  • 永住者/定住者/配偶者 5,037人
  • 特定活動 2,204人

*法務省「在留外国人統計(2018年6月末)」より抜粋

このようにみていくと、絶対数では少ないように見えるものの、思っている以上に技能実習で在留されている方が多いことがわかります。技能実習だけで比較するとタイ(技能実習1号3,978人 2号4,619人)に迫る規模になっています。

また2017年9月より開始された、在留資格「介護」5人でした。期間的にも短いので、まだまだ少ない状況ですが、これから伸びていく分野だと考えています。

少し注目しているのは、留学者の数になっています。技能実習の数では同等であったタイでは4,375人、在留している人が266,803人とミャンマーの10倍程度のフィリピンでは2,603人と、周辺国と比べて多い状況があります。

これだけで一概に判断はできませんが、日本人気、あるいは日本語人気の一端を見ることができると考えております。海外の方に選ばれていることは大変うれしいことですし、個人的にはこのままより多くの方に日本にお越し頂き、共に働ける日が来ることを楽しみにしています。

最後に

今回はデータをベースに現状を見ていきましたが、外国人雇用に対して誤解や認識違いを持たれている方が多いように感じています。特に技能実習の業界では、一部の企業が行っていることがニュースを騒がすこともあり、良い印象を持たれていない方が多いように思います。

正しく制度や状況を理解すること、受入れに対して準備を行うことはもちろん重要です。しかし、日本人が採用できないから外国人を採用するという観点だけではなく、日本人であれ外国人であれ、人財が働きやすく活躍できる場を作っていく観点も必要になると思っていますので、この辺りもご注意ください。

それではまた。

アンドファン株式会社

中小企業診断士 田代博之

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