ミャンマーへ委託先変更？今、本当に大丈夫？リスクとチャンスを徹底解説
ミャンマーのアウトソーシング市場に興味があるでしょうか？ この記事では、ミャンマーを委託先として選ぶ...
作業者 テンポラリー
依然として気を緩めることはできないものの、最近では少しずつ外出自粛が解除され、感染対策を行いながら、経済活動を回す方向になってきています。
今までは、急な外出自粛に対する対応を以下の記事でまとめてきましたが、今回は徐々に以前の生活に戻りつつある今だからこそ検討したい内容について、まとめていきたいと思います。
状況としては、急な対応がひと段落し、在宅などにも慣れが出てきていることで、外出自粛も収まりが見えてきて、今後の対応を検討していくころだと思います。まずはこのタイミングだからこそ実施したいことを考えていきます。
緊急対応とはいえ、在宅勤務、業務の流れや販売方法の見直し、社内/社外のコミュニケーションの変更など、様々な対応を実施したと思います。実施してひと段落すると、様々なことに気づくと思います。
例えば、思ったよりも業務ができた、内容によっては在宅勤務でも生産性が高い、環境が整っていない部分で苦労があった、お客さんとのやり取りも問題がなかったなどです。私自身も感じていることですが、今まで当たり前と思っていたことが実は違ったなど、大きな収穫を得ることができます。
もちろん逆に在宅では効率が上がらない業務や、システム的に対応が取れていない部分など、改善点も浮き彫りにしてくれています。
折角実施したのですから、時間的に余裕のあるうちに振り返りを実施し、多くの気づきを得て次に進んでいくことがとても重要だと感じています。
振り返りによって得た気付きを踏まえて、今後の業務をどうするか？を検討していくことも必要になってきます。よく言われていることですが、コロナにインパクトによって以前と同じ状況にはならないと考えます。
勤務の仕方やコミュニケーションの取り方、販売方法などは、このインパクトによって変わったことも多いですし、それを支えるITも進化したと思います。
外出自粛が収まったから、そのまま今までの業務スタイルに戻るのではなく、環境の変化に合わせて、今後の対応を検討していくことが重要になります。
特に今までは当たり前と思っていたことに対して、今回のインパクトによって変わった部分があります。例えばお客様とのコミュニケーションも対面で行うことが前提となり、WEB会議は遠方の人が入るという認識でした。
しかし在宅勤務が進み、全員が自宅からWEB会議に参加すると、移動時間の削減のメリットだけでなく、会議室の確保が不要であったり、対面とWEBでの情報格差が無くなったりと、様々なメリットがありました。とはいえ、対面のコミュニケーションを否定することは無いですし、対面には対面の良さがあります。
全てに万能な方法はないと思いますので、お客様とのコミュニケーションについても、メリットとデメリットのバランスを見ながら、内容やタイミングによって使い分けていくことになると感じています。
最後に、コロナによるインパクトによってお客様や市場の動向が大きく変化していることもありますので、これらを確認して対応を検討する必要があります。
業界の構造や販売方法、業務の仕方や投資の方向など、様々な面で変化があると思っています。投資面ではITへの投資が加速していくと思いますが、会社の倒産やM&Aなども増えて生きていると思いますので、業界のプレーヤーが変わることも考えられます。
これらの変化は徐々に顕著化してくる部分かもしれませんが、変化のしるしにアンテナを張り、適切に情報を集めておく必要があります。ここでもコロナ前には戻らない前提で、検討を進めていくことが大切だと思っています。
コロナウイルスによる対応について色々と情報を発信してきましたが、これほどの大きなインパクトがあったので、多くのところで変化をもたらしたと思っています。
これらの変化を捉えて、次の対応を検討し、着実に進めていくことが重要になると感じています。
また私に身近なITの部分でも、コミュニケーションの変化やビデオ会議の浸透、ITを経由した販売方法やPRの変化などを感じています。これらはいい変化だと思いますし、これからはますますITの重要性が増してくると考えています。
ITの導入や検討をされる場合は、弊社でも相談を承っておりますので、お気軽にスタッフまでご相談ください。
それではまた。
アンドファン株式会社
中小企業診断士 田代博之