水祭りの様子

おはようございます。

最近、ミャンマーに対する注目度が増しているのか、ミャンマーに関するお問い合わせをいただく機会が多くなってきました。

販売先としてでも、進出先としてでも、検討するにあたって現地視察を行って、生の情報を得ることは必要となります。以前に「ミャンマー進出前の海外視察でのポイント」でもポイントをまとめましたが、今回はミャンマーに視察に行かれる方に向けて、もう少し具体的に現地でのアテンド経験で得られた注意点やトピックをまとめてみます。

ミャンマーへの視察が単なる観光視察ではなく、ビジネスにつながる有意義なものになるためにも、参考にしていただきたいと思っています。

また弊社に視察のアテンドのご依頼を頂く際は、これらのノウハウに加えてお客様に合ったプランのご提示も行いますので、ご検討の際は是非ともお声がけください。

ミャンマー渡航にいい時期

ミャンマーに視察に行く際、季節を選ぶことは重要です。ミャンマーでは大きく3つの季節があり、タイミングが悪いと視察どころではなくなってしまうため、注意が必要です。それでは季節ごとの特徴は以下の通りです。

雨季(5月下旬〜10月中旬)

雨が多い季節のため、最高気温は低めになっていますが、降水量がピークを迎え、短時間で強い雨が一日に何回か降ることが特徴です。雷や豪雨になることもありますし、まだまだ水はけが悪いところが多いので、よく冠水したりします。移動も大変になるため、注意が必要です。

乾季(10月下旬〜2月下旬)

日中は30℃前半で日本の夏イメージに近いですが、朝晩は20℃を下回ることもあるため、薄手の長袖シャツがちょうどいいくらいの気温です。雨もほとんど降らないため、カラッとしてとても過ごしやすいです。

観光にも適していて、ミャンマーのハイシーズンとなるため、航空券やホテルの値段がためになることに注意が必要です。

夏季(3月上旬〜5月中旬)

ミャンマーの1年で最も暑い季節で、最高気温が40℃を超えることもあります。雨は少ないためカラッとはしていますが、日中に行動する場合は熱中症や日射病に注意が必要です。また日差しが強いため帽子やサングラスがあると助かります。

加えて、ミャンマーでは新年を迎える4月に水祭り(ミャンマーの正月みたいなもの)が行われます。年によって日付が変わりますが、1週間程度開催されています。

水祭り期間中は、街を歩いていると見ず知らずの人から、どこからでも水をかけられます。生水に注意しなくてはいけない国で、いかにも衛生的に心配の残る水をかけられるため、気になる方は注意が必要です。

また水祭りは休暇期間にあたるため、日本人は帰国してしまってあまりいない上に、営業していない飲食店も多いです。私の知り合いは、この期間中に飢え死にしそうになる経験をした方もいました。視察する会社もお休みになりますので、水祭りの時期は視察が難しくなります。

パスポートの確認

ミャンマーは滞在期間30日以内の場合は、観光ビザの取得が不要になりました。これにより事前にする準備が減り、気軽に渡航することができるようになりましたが、パスポートについては注意点があります。

航空券をとる際にも、パスポートが必要になることがあるため、さすがにパスポートがないということは少ないと思いますが、以下の2点はご注意ください。

  • 残りページ(査証欄)は残っていること
  • パスポートの有効期限が半年以上あること

如何でしょうか?普段あまり気にせずにいることが多い点のため、念のため今一度パスポートの確認をしてください。実際、私の知り合いで有効期限が足りずに入国できなかった経験があります。

パスポートの更新には最大2週間ほどかかることがありますので、早めの確認と準備が必要となります。

航空券の予約

続いて航空券を予約する場合ですが、私の経験上、エアトリかエクスペディアあたりで購入するのが安くて便利だと思います。

ヤンゴン国際空港(RGN)までは、成田国際空港からは少ないながらも直行便がありますが、名古屋からですとハノイや香港で乗り継ぐ必要があります。乗り継ぎで向かう場合、ハノイ経由(ベトナム航空)だと、乗り継ぎ時間も短くて便利です。

サイトで候補を検索する際に、経由地が2つも3つもあったり乗り継ぎ時間がとんでもなく長かったりする場合もありますので、出発日時、到着日時、経由地をしっかり確認してチケット購入してください。時期やタイミングにもよりますが、目安として名古屋からヤンゴンですと4万円から7万円くらいのことが多いと思います。

ホテルの予約

ホテルについては、私たちはagodaかbooking.comあたりをよく使います。

視察へ行く先にもよりますが、ヤンゴンのダウンタウン内か、空港との間の場所が移動や食事などに便利です。

日本人だからといって、それほど高いホテルに泊まることもないと個人的には思っているので、シーズンにもよりますが5,000円くらいのホテルで、十分清潔で快適なホテルがたくさんあります。経験上、3,000円以下ですとWiFi環境や衛生面、サービス面などに心配があることが多くありました。

荷物

視察する時期によっては、サングラスや帽子、薄手の長袖シャツなどが必要になるかも知れませんが、基本的に暑いので長袖や上着は必要ありません。しかし、乾季や夏季でもシャツはすぐにベトベトになってしまうため、Tシャツの替えは多めに持っていくことをお勧めします。また特に雨季に視察する場合、折りたたみ傘は必ず必要になります。

加えて、腹痛の薬や常備薬なども、使い慣れたものを持っていく必要があります。

空港到着後

自力でホテルまで行く場合は、現地通貨チャットが必要になります。

空港で日本円から両替する場合、到着時間帯によっては両替所が空いてないことがある点と、高額(10,000チャット)紙幣がない場合もあるので注意が必要です。市中では日本円から現地通貨(チャット)に両替できる両替所がいくつかあります。日本円NGの両替所もありますので米ドルを用意しておくと安心です。またお札が汚れていたり、少額の紙幣(たとえが千円札)だとレートが変わりますので、注意が必要です。

空港からホテルまでは、基本タクシーで移動することお勧めします。しかし、ミャンマーのタクシーはメーターがありませんので、行き先を告げて金額交渉してから乗車することが一般的です。空港で待ち構えているタクシーのドライバーは少々ふっかけて来る場合もあるので、日本で事前にタクシー呼び出しアプリGrabを入れておくと便利です。また少々強引なタクシーのドライバーもいて、荷物を勝手に持って行こうとしたりしますのでくれぐれもご注意ください。

空港からヤンゴンのダウンダウンまでは、時間帯により激しい渋滞等があるのでタクシー料金もばらつきがありますが、10,000チャットから15,000チャット(800円から1200円)程度必要となります。英語も通じないドライバーもいますので事前にホテルの住所の記載された紙を準備しておいた方が無難です。

現地にて

感想は人にもよると思いますが、正直、ミャンマーの観光はシュールなところはたくさんありますが、一般的ウケする場所は多くありません。ヤンゴン近郊ですとパゴダ(寺院)くらいで、スーレーパゴダとシュエダゴンパゴダが大きくて有名です。

観光地としての見どころはあんまりですが、ミャンマー人や現地にいる日本人と接する機会を多く持つと、普段感じることのできない価値観の違いを感じることができると思います。

電車は今まさに新しくしようとしていますが、現時点では日本の昭和の時代に走っていた懐かしい電車が走っています。電車がお好きな方にはいいかも知れません。

生水には十分注意が必要となります。ペットボトルの水も栓が空いていないか確認してから、飲むことが大事になります。現地の日本人でも安心して行ける飲食店は、トリップアドバイザーなどで探すと探しやすいと思います。

ヤンゴン市内は、治安はとてもいいのですが、野犬がたくさんいます。追いかけられた経験をした方がいたり、噛まれたら狂犬病の心配があったりしますので、近づかない方が無難です。また市内を歩く際、側溝などに穴が開いていることも多々ありますので、足元には十分注意する必要があります。

現地では日本の携帯・スマホもローミングで使えますが、パケット放題に対応していないため、ネット通信していると帰国後高額の費用請求をされることがありますので、ご注意ください。以前に、現地ローミングでgoogle map等を使って、携帯会社から5万円の請求を受けた経験を持った方もいます。

現地アテンダーなどがいない場合は、現地のSIMカードを購入すれば格安でインターネットにつなぐことができます。数日間の滞在であれば、5,000チャット(400円)も買えば、不自由なく使用することができます。

現地に行くと、色々とイレギュラーなことが起こりますが、それも普段はできない体験として楽しむ位の気持ちでいると、いい視察になると思います。

帰国

空港までのタクシーは渋滞することもあるため、時間に余裕を持って空港に向かいましょう。またライターは税関で全部取られてしまうのでタバコを吸われる方は結構困ることがあります。

最後に

まだまだ発展途上という感じがするミャンマーですので、整備された国にはない魅力を感じることがお送りますが、やはり注意すべき点も多くあります。

観光ならまだしも、慣れない土地でビジネスを行うには、信頼できる現地パートナーが欠かせません。弊社では、ビジネス視察のアテンドをはじめ、現地マーケティング調査やスタッフ募集、展示会出展サポートや現地でのITサポートなどを承っております。

ミャンマーでの案件をご検討の際には、是非とも一度ご相談頂きますようお願いいたします。

 

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