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IoT活用術を本気で考えてみた結果

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dexisukassyonn

先日の「弊社パートナーのET West & IoT Technology West 2019登壇のお知らせ」でもご案内させて頂きましたが、大阪で行われた「ET West & IoT Technology West 2019」の中でIoT活用術についてお話をさせて頂きました。

内容をすべてお伝えすることは難しいですが、私が気づいた点やいいなと思った点などをまとめていきたいと思っています。

展示会とセッション概要

私が登壇させて頂いた展示会の概要と、登壇させて頂いたヒートアップセッションの概要をご紹介します。

=ET West & IoT Technology West 2019=
主催:一般社団法人 組込みシステム技術協会
 IoTのプロ達と考える「IoT活用術!」
 IoTは、ほんまに使えるん?どないしたらええかをぶっちゃけトーク!?
日時:2019年6月13日 10時15分~11時45分
URL:http://www.jasa.or.jp/etwest/2019/conference2019/confpage-hu01.html

テーマは、”IoT”という言葉は世間に浸透してきけれども、“活用”と言われるとまだまだ疑問が残り「IoTって本当に使えるのか?」という声が聞こえています。そんな中で、日頃からそれぞれの立場でIoTを進めているメンバーを集めて、経験に基づいたIoTの実情をぶっちゃけつつ、IoT活用術を考えようということになりました。

メンバーは、コンサルタント、官庁、教育を行っている方々と並んで、私は営業とIoTコミュニティの運営の立場から、お話をさせて頂きました。

展示会には2,760名の方が来場されたそうですが、私たちのセッションにも100名を超える方にご参加頂き、申し訳ないことに立ち見の方が出る程に盛り上がっていたので、ほんとにありがたいと思っています。

少し余談ですが、当日の様子は以下のリンクから見て頂くことができますので、良かったら確認してみてください(私も写っています)

リンク:http://www.jasa.or.jp/etwest/2019/report2019/

セッション内容

まずはパネリストから10分程度、現状どんなことをしているのか?活用のためのポイントなどをセミナー形式でお話しました。私が気になったポイントを挙げていきますと

・IoTやAIなどの先端ITを担う人材に対するニーズは増え続け、人材不足が注目されている。技術者確保はますます厳しくなっている状況だが、人材不足ではなく“教育不足”が根っこにある

・自社メンバーだけで必要な知識を賄うのは難しく、足りない部分は外部を利用することが重要である

・PoC製品の散財や、局所的なデジタル化が多く、将来像が描けていない

・人材面、技術面での変化は大きく、対応していかないと会社の今後の成長が難しくなる

・もう少し時間が経つと、事例の効果が見えてくる

となります。何となく感じていた部分もありますが、改めて他の方も思っていたのだと知ることが出来ました。

私は、「難しい言葉を使わずに今ある技術の延長ととらえること」「大きく方向性を考えて小さくスタートをして素早く成功体験をすること」「完璧を求めすぎずに現状の技術レベルを受け入れつつ、運用面と併せて考えること」をお話させて頂きました。

パネルディスカッション

セミナー形式の後は、パネルディスカッション形式で4人が座り、司会の方から頂くお題に対して、その場で回答を行いました。

内容は「どんな取り組みが必要か?」「IoTって使えるのか?」に対して、全員が「使える」または「必要になる」答えながら、計画の重要性、投資への考え方などお話が出ましたが、現場での改善活動の中で手段としてIoTが必要かの判断が重要だとお話が出ました。

例えば製造業であれば、5SやQCサークルでの改善が先にあり、その中で手段としてIoTの必要性があれば選択するという流れが重要になるということです。

また最後のまとめに「IoTを活用するうえで重要な点は?」の問いに、フリップに記載してお話をしました。それぞれ「相談しよう」「何を実現しどんな効果を得るか」「出逢い」と並び、私は「人」と書かせて頂きました。

およそIoTとは遠いように考えられますが、導入を検討する、推進する、判断するのも人であり、当然に活用するのも人になります。一人ではわからないことが多くても、解決できるパートナーがいたり、解決のための方法に巡り合ったりと、相談を行う窓口やコミュニティはあるので、そこに赴きいい出逢いを探すことが大事と考えます。

また、そのためには自分が何を実現しどんな効果を得たいのかをはっきりしておくと、相談された人も解決がしやすく、ゴールに向かって歩むことができる、そんな話でセッションは終了しました。

最後に

会場を見まわしていると、多くの方がメモを取っている様子が見え、少しはお役に立てたのかな・・・と、安心しております。

アンドファンではIT/IoTの導入や活用に対する相談を承っておりますので、お気軽にスタッフまでご連絡ください。

それではまた。

 

アンドファン株式会社

中小企業診断士 田代博之

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